2020 ワシントン鉄道安全国際シンポジウム

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Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

主催 主催:ワシントン国際問題研究所(JITTI USA)
共催:米国公共交通協会(APTA)
日時 2020/3/24(火)15:00~18:00
会場(所在地) ロナルドレーガンビルディング&インターナショナルトレードセンター
テーマ 安全な交通の促進に向けて~鉄道安全の向上を事例として~
講師 開催挨拶:宿利 正史 運輸総合研究所会長
     ヌリア・I・フェルナンデス APTA議長

来賓挨拶:杉山 晋輔 駐米日本国特命全権大使
     米国運輸省連邦公共交通局(要請中)

基調講演:奥村 文直 国土交通省運輸安全委員会 委員(鉄道部会長)
     米国運輸省連邦鉄道局(要請中)
     ロバート・L・スムワルト・III 米国国家運輸安全委員会(NTSB)委員長

パネルディスカッション:
モデレータ:パット・ウォーレン ニューヨーク都市圏交通公社首席安全責任者
パネリスト:森 厚人 JR東海常務執行役員 総合技術本部副本部長・技術企画部長
      中達太郎 JR東日本鉄道事業本部安全企画部次長
      中澤英樹 東京メトロ 取締役(鉄道本部車両部及び電気部担当)
      スティーブ・プレドモア 全米旅客鉄道公社(AMTRAK)首席安全責任者
      マット・タッカー APTA都市圏鉄道事業者代表者委員会議長
      テリーザ・インパスタート ワシントン首都圏交通局副社長兼首席安全責任者

閉会挨拶:奥田 哲也 運輸総合研究所専務理事、ワシントン国際問題研究所長
     ポール・スコウテラス APTA会長

開催概要

 約100年前に日本から贈られたワシントンの桜は、日米友好の象徴として、全米桜祭りの時期に、今年もタイダルベイスンで花咲くだろう。JITTI USA(ワシントン国際問題研究所)とAPTA(全米公共交通協会)が相談を重ねた結果、大量輸送機関である鉄道を例として、普遍的な運輸安全の向上をテーマとするシンポジウムを開催することとする。日米両国は運輸安全の向上に向けて努力を継続しており、日米各々の安全対策について議論することは、日米の公共交通機関の更なる発展と、総合的な生活の向上につながるであろう。
 米国では、旅客鉄道が最も安全な交通の一つで、車よりも18倍安全性が高く、鉄道業界では継続的な改善に努力し、PTC(Positive Train Control: ポジティブ列車制御)のような高度な安全対策の導入を続けている。また、踏切事故やヒューマンエラーによる事故は、継続的な関心事項となっている。鉄道事業者において、安全対策の強化、AI, IoT等の新技術の活用、安全文化の醸成などが課題となっており、これらの努力は世界的な利益となる。
 一方、日本では、過去の事故の経験等を踏まえ、ATS(Automatic Train Stop)やATC(Automatic Train Control)等のシステムの整備や、運輸安全マネジメント制度による鉄道事業者による安全文化の醸成等の鉄道安全対策を推進している。これらのハードとソフトの両面、あるいは規制による様々な鉄道安全対策は、日本を運輸安全における世界的リーダーとしている。
 日米の鉄道当局、事業者よりハイレベルな代表者を招き、既存の安全対策の現状、鉄道安全と安全哲学の強化の方向性について議論することとしたい。この議論を通じて、日本と米国の代表者が鉄道安全について互いに学びあうことは、長い間続いている両国間の理解を増進するとともに、友情を維持していくことになるだろう。

詳 細:JITTI_USAのHP(英語)
URL:https://www.jittiusa.org/2020railsafety