北米における都市鉄道整備と沿線開発

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第131回運輸政策コロキウム

Supported by 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION

日時 2019/7/31(水)18:00~20:00(開場17:30)軽食をご用意いたします。
会場(所在地) 運輸総合研究所 2階 大会議室
開催回 第131回
テーマ 北米における都市鉄道整備と沿線開発
講師 宮本 大輔 ワシントン国際問題研究所研究員 
土屋 知省 前ワシントン国際問題研究所長
コメンテータ 日比野 直彦 政策研究大学院大学 准教授

開催概要

 北米においては、豊富な土地や道路整備等を背景に、自動車に依存した 都市が形成されるとともに、公共交通は衰退の道を辿ってきた。
しかし、 1980 年代に至り、都市のサステイナビリティ、交通渋滞対策などの見地か ら、鉄道など公共交通志向型の都市開発(TOD:Transit-Oriented Development)が提唱され、実践に移されている。また、TOD の一環として、 開発利益を交通整備財源として活用する制度(Value Capture)も様々に試 みられている。
 他方、日本の都市部の鉄道については、民間鉄道事業者による建設・運 営を基本としつつ、地下鉄については公的主体による建設・運営が行われ、 また、近年においては上下分離方式を活用した PPP 方式による鉄道整備が 進められてきたが、昨今は、ネットワークがかなり成熟し、また国・地方 の財政が厳しくなる中、鉄道の整備が停滞気味である。
 本コロキウムでは、①北米における TOD 等の成功事例であるデンバー及 びバンクーバーの事例、②我が国の鉄道事業者も参加する当研究所と米国 公共交通協会(American Public Transportation Association, APTA)との 共催セッションの状況、③車両基地上空を都市開発に活用したニューヨー ク・ハドソンヤードの事例を紹介しながら、今後の都市鉄道整備と沿線開 発について議論する。