日本財団

JTTRI都市交通セミナー「都市鉄道整備と沿線開発」

開催日時 2019年1月16日(水)9:00〜12:00
実施場所 ベトナム・ハノイ Melia Hotel 2Fファンクションルーム6-7
主催 一般財団法人 運輸総合研究所
後援 ハノイ市人民委員会
参加人数 94名

セミナーの概要

 ハノイ市では都市鉄道整備が進められており、2019年春には最初の路線が開業する予定です。今後、郊外への延伸も含む整備計画がある中で、沿線の都市開発と一体的に鉄道整備を行うことで民間投資を呼び込むことも期待されています。ハノイにおける都市鉄道整備と沿線開発を成功させるため、ベトナム当局者、日越の有識者による、種々の経験や構想についての議論を通じて理解を深めることを目的として、発表・議論が行われました。

主な参加者

ベトナム交通運輸省(鉄道局ほか)
ハノイ市関係部局(都市鉄道管理委員会、計画投資局、交通局、建築計画局、財務局ほか)
公共交通事業者(ハノイ運輸公社)、大学(日越大学、独越大学、建設大学、交通大学ほか)
建設コンサルタント、建設会社、メーカー、ラジオ局、その他企業、個人ほか

主賓・来賓挨拶

宿利正史
運輸総合研究所 会長
  主催者、来賓、講師等
 


基調講演・研究報告

ブイ ホン リン
ハノイ市都市鉄道管理委員会
投資計画準備室長
   2019年3月開業予定の2A号線、現在整備中の3号線、今後整備が進められることとなる2号線等のハノイ都市鉄道について、整備・運賃政策・利用促進を所管する立場から、プロジェクトの現状とこれから取り組むべき課題について説明いただきました。
 この講演を通じて、参加者間で都市鉄道プロジェクトを進める上で持つべき共通認識を示されました。
PDF 講演資料
 

岡本 直久
筑波大学教授/
日越大学客員教授
   東京圏の鉄道開発の歴史、日本のTOD(Transit Oriented Development)における課題に着目され、日本のTODの成功ポイントをとりまとめて講演されました。さらに、ハノイの状況を踏まえて、都市鉄道整備と一体となった沿線開発に関し、鉄道整備により生まれる開発利益にも着目され、その成功の鍵について論じていただきました。
PDF 講演資料
 

討議

モデレーター:
ブ アイントゥアン
越独大学越独交通研究センター部長
  パネリスト:
岡本 直久
筑波大学教授/
日越大学客員教授
   都市鉄道整備と沿線開発を成功させるためにはどうしたらよいか。ベトナムにおける現状課題と日本での取り組み事例などについて、出席者からの質問も含め活発な議論がなされました。
 ベトナムにおいては都市鉄道整備と都市開発の関係が未だ十分に研究が進んでいないとの指摘もあり、岡本先生からは、つくばエクスプレス沿線での土地区画整理の事例などを含めた日本での具体的な取り組み事例の紹介がなされました。
 日本をはじめとする諸外国での経験は、ハノイやホーチミンの都市鉄道整備を進めていくうえで大変参考になるといった意見も寄せられ、ベトナム側からは今後もこういったセミナーが実施されることに期待が寄せられました。
 
     
パネリスト:
ファン レ ビン
日越大学 JICA
長期専門家、講師
  パネリスト:
ブイ ホン リン
ハノイ市都市鉄道管理委員会
投資計画準備室長
 

 

当日の様子

 

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