日本財団
「海洋資源開発に関する国際セミナー」の開催結果について
開催日時 2015年2月25日(水)14:00〜18:10
会場 ホテルメトロポリタンエドモント「悠久の間」
主催 一般財団法人 運輸政策研究機構 国際問題研究所(JITI)
協力 一般社団法人 海洋産業研究会(RIOE)
参加者数 298名

 探査、掘削及び生産などの技術の進歩などを背景に、世界の石油・天然ガス生産量の約3割を占める海洋での生産、とりわけ大水深海域での生産の割合は、中長期的な石油・天然ガス価格の動向も踏まえると今後も増大すると予想されています。このような中、海運、造船及び舶用工業等において産業集積と技術ポテンシャルを有する我が国の関連企業による海洋資源開発市場への海外展開に資するため、本セミナーを開催しました。
 石油・天然ガス開発・生産の現場に精通している招へい講師からは、石油・天然ガスの海洋開発・生産に関する最新の市場と技術の動向、戦略及び課題についてご講演頂きました。
 加藤由起夫 内閣官房総合海洋政策本部事務局長・内閣審議官からは、海洋産業の振興や国際競争力の強化に向けた総合対策など、我が国の海洋政策の現状についてご講演いただきました。
 和光大学経済経営学部 岩間教授からは、最新の原油・天然ガスの価格動向も踏まえ、石油、天然ガス、シェールオイル・ガスの開発に係る現状と将来動向について、分析して頂きました。
 ハムザ・アーマッド ペトロナス社 テクノロジー・エンジニアリング部門 プロジェクト管理・実施部 FLNGプロジェクト長からは、世界初となる浮体式洋上液化天然ガス貯蔵積出設備(FLNG)を利用した天然ガス開発プロジェクトを中心に、同プロジェクトの現状や意義、主要な技術課題及び戦略などについて、わかりやすくご講演頂きました。
 オズワルド・カワカミ ペトロブラス社 サントス海盆生産事業所長からは、世界有数の生産量を誇るサントス海盆での生産を中心に、深海での石油・天然ガスの生産の現状、今後の生産目標、安全性と信頼性を有する最新技術を活用した生産の現状と今後の展開などについて、わかりやすくご講演を頂きました。
 ノルウェーのエンジニアリング会社であるアーカー・ソリューソンズ社のアルフ・エングセッテ フロントエンド領域 上級プロジェクトマネージャーからは、同社が開発した主要な掘削システムの概要、最新のサブシーシステムや設計・エンジニアリングツールの概要などについて、ご紹介頂きました。
 最後に、日本海洋掘削株式会社の市川祐一郎 代表取締役社長からは、世界における石油掘削リグ市場の概要、石油・天然ガス価格の現況及び今後の予測、海洋石油の生産量予測を踏まえた掘削リグの需要と供給の動向、同社の戦略、不足が見込まれる大水深掘削リグの操作人員の将来展望などについて、わかりやすくご講演頂きました。

会場には参加者の皆様に会場一杯にお越し頂き、大変盛況なセミナーとなりました。

開会挨拶 鷲頭 誠 運輸政策研究機構国際問題研究所 所長(略歴
講演1 加藤 由起夫 内閣官房総合海洋政策本部事務局長・内閣審議官(略歴) (講演資料
講演2 岩間 剛一 和光大学経済経営学部教授(略歴) (講演資料)
講演3 ハムザ・アーマッド ペトロナス社 テクノロジー・エンジニアリング部門 プロジェクト管理・実施部 FLNGプロジェクト長(マレーシア)(略歴) (講演資料
講演4 オズワルド・カワカミ ペトロブラス社 サントス海盆生産事業所長(ブラジル)(略歴) (講演資料
講演5 アルフ・エングセッテ アーカー・ソリューソンズ社 フロントエンド領域上級プロジェクトマネージャー(ノルウェー)(略歴) (講演資料
講演6 市川 祐一郎 日本海洋掘削株式会社(JDC)代表取締役社長(略歴)(講演資料
閉会 山脇 康 一般社団法人 海洋産業研究会 理事・運営委員長(日本郵船株式会社 顧問)(略歴

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