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研究所長挨拶

運輸総合研究所所長 山内 弘隆
運輸総合研究所所長
山内 弘隆

 今日、日本経済には大変多くの課題が存在します。少子化、高齢化、人口減少という社会構造変化が迫っているだけでなく、高い確率で発生するとされる大規模災害への備えも必須の課題です。直近の問題としては、東日本大震災、熊本地震からの復興を加速すること、急増するインバウンド旅客にどう対応するか、2020年の東京オリンピックをいかに成功させるかが挙げられます。

 運輸・交通分野は、文字通り諸経済活動の基盤として経済の発展に寄与して来ました。しかし、上述のような社会的課題を受けて、新しい政策の展開、新しい仕組みの構築が必要とされています。さらに、運輸・交通分野そのものの問題として、インフラの老朽化や公共交通機関の維持問題なども指摘されています。

 このような環境変化を意識し、本研究所のあり方も見直すことといたしました。従来の政策研究の枠組みに留まることなく、上述のような、わが国が抱えている現代的課題や社会ニーズに迅速に対応した研究を総合的に実施し、研究成果を社会へ広く還元する組織に生まれ変わることがその内容です。平成28年6月16日付けで、運輸政策研究所と国際問題研究所を統合するとともに、組織の名称も運輸政策研究機構から運輸総合研究所へと変更いたしました。

 新しい組織では、研究所内外のメンバーによる共同研究に力点を置くとともに、国内・国際研究の融合を図っていくこととしています。もちろん、若手研究員の指導・育成につきましても、これまで以上に、力を入れていきたいと考えています。また、引き続き、シンポジウム、コロキウム、セミナー、WEBサイト、機関誌等を通じて、国内外の関係諸機関や学会等と緊密な連携・交流を図ってまいります。

 皆様におかれましては、今後とも、研究所の活動に関しまして、より一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりますが、当研究所の活動を全面的にご支援頂いている公益財団法人日本財団に対して、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 平成28年6月
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